株式会社シイツウ - 鹿児島市, 鹿児島県

花桜

学生の頃に研修に行きました。

その時に鹿児島の中央街で 他県からくるバンド演奏のお手伝い(？)のようなものについていったのですが酷いものでした。

C2はそのイベントで 運営のようなものをしていたのですが 社員２人と私で機器を搬入し、

「ここを回したらボリュームが上がったり下がったりするから適当にやっといて。じゃ！ 」と社員はどこかへ行ってしまいました。

どうして音を調整する必要があるのだろう。

初めは不思議に思っていましたが すぐに理由がわかりました。

演奏が始まりしばらくすると
商店街でお店をしている人たちが来たのです。

「音が大きいから小さくしてくれ」とクレームが入りました。

わかりました。 と音を下げると今度はバンドの人たちが

「どうして音を下げるの！？」と怒りだしました。

どうすればいいのかわからなくなった時、 社員の人がイベントの写真を撮っているのが見えました。
(こんなことしてますよ)っていう報告用の写真です。

機器から離れてはいけないと思い、そこから手を振り呼びましたが 社員は無視します。

その間にも、音を小さくしろ、大きくしろと言われ どうすればいいのか分からなくなってしまいました。

次第に口調が強まる商店街の人々、
他県からせっかく来たのにと呆れるバンドの人達

何度か言われるままに音を小さくしたり大きくしたりするうちに演奏が中断となりました。(バンドの人が演奏をやめました)

ようやく社員がこちらに来て「どうしたの！？」

説明をすると(あぁ～、やっぱりか)という反応。
「まぁこっちはイベント側だから 出来るだけバンドの人たちの要望を叶えてあげて。 でもクレームもあまり来ないようにいい塩梅でよろしく～」と そのままボリューム上げて続行

そのまま社員はどこかへ行き、何も変わらないまま最後まで続けました。

遠方から来たバンドの人達もさぞガッカリしたことでしょう。

大事な音響操作を 学生研修生のしかもはじめての人１人に押し付け､ 【バンドを運営している写真】を撮って報告する。
もしあなたが バンドの人だったらどう思うでしょうか。

【鹿児島の人たちを楽しませよう！ 】と思い、せっかく来た県外の方達にこのような想いをさせてはいけないと思いました。

福満保浩

Mmegumi

小山光義

黒猫どめ黒猫うへい

白石より子